今月の花は、紫紺ノボタン・萩・山茱萸(サンシュユ)。
このブログに乗せる花は、草花ではなく、樹木の花としたいのだが、例外もあり今月の紫紺ノボタンは、木ではなく草。
"木"と"草"の違いは大まかに云って、"木は毎年太く大きくなる"が、"草は一年草・多年草の違いはあっても成長しないでかれてしまう"

紫紺ノボタン、木ではなく草。
地下の根は枯れずに、毎年春に芽を出し成長し冬には枯れる。
紫紺は花の色、難しい字であるが、春の甲子園の優勝旗の色でおなじみ。
熱帯産のものは、草ではなく木になるが、日本でたいがい草。
萩、万葉の昔から多くの詩歌に詠まれている。
秋の七草に入っているが、ノボタンと異なり、これは木。
秋のはなではあるが、拙宅の萩は赤花も白花も、梅雨時に最初の花を咲かすことが多い。
同じように、他の秋の七草の"キキョウ"も"オミナエシ"も梅雨時から咲いているが、花の期間は長い。
サンシュユの実。
サンシュユは早春に黄色の集合花を咲かし、別名春は「ハルコガネバナ」秋は「アキサンゴ」。
二十年くらい以前、信州の飯田で背丈二メートル位の木に、ビッシリとそれこそ鈴生りを絵にかいたようなアキサンゴを見たことがあり、今でも目に残っている。
ハネコガネバナは3月頃に載せる予定。