9月の花

今月の花は、ヒガンハ゛ナ(別名曼珠沙華)。
9月の花
9月の花
9月の花
ヒガンバナ科の多年草、田んぼの畔道などに群生し、九月の彼岸の頃赤い花をつけ、日本各地に大規模な群生地がある。
白花もあるが、ショウキランとの交雑と考えられている。
別名の曼珠沙華は、サンスクリット語で天界に咲く花と云う意味があり、仏教の教えから由来している。
別名は全国各地に数多くあり、"キツネバナ"・"毒花"・"天界花"・"キツネノカミソリ"等等。
咲き方は普通の花と違い、最初に花だけが突然の様に出てきて、葉は花の終わった後、少し経ってから出る。
球根も葉も有毒で、田んぼの畔や川の土手にネズミやモグラ除けに植えたと云われるが、
一方球根からデンプンを採り飢饉の時に飢えをしのいだとも。
短歌や俳句にも数多く読まれ、木下利玄の「曼珠沙華の歌」と云う十首の連作は有名。
なんとなく妖しい雰囲気を詠んだ歌や句が多いが、次の山口誓子の句は別の感じがある。
「つきぬけて 天井の紺 曼珠沙華」。


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