6月の花

信天翁

2018年06月23日 16:00

今月の花は、金糸梅(キンシバイ)とトケイソウ。



キンシバイ、オトギリソウ科の半落葉性の小低木。
中国原産で花の形が梅に似ており、色が黄色のことから名付けられた。
日向でも半日陰でも育ち、寒さに強いので、庭木や植え込みとして公園等に多く植えられている。
葉は対生で長い楕円形、緩やかに枝垂れた枝先に、初夏、濃い黄色の五弁の花を次々に咲かせ、
早春から続いた黄色の花の最後を飾る。
仲間にオシベの長いビヨウヤナギがあり、ちょっと見には見分けがむづかしい。




トケイソウ、トケイソウ科のつる性植物、中央アメリカや南アメリカ原産で別名パッションフラワー。
トケイソウの名前は、3つに分かれたメシベが時計の針の様に、又花弁が文字盤の様に見える花を咲かせるため。
別名のパッションフラワーは、近年人気の出てきたパッションフルーツが同じ仲間にあり、花の形が似ているため。
世界中で観賞用に広く栽培され、何といっても時計に似た他にはめったに見られない複雑な花に、人気が集まっている。

およそ2年間に50種近くの庭の花をアップしてきたが、日々植え替える花壇の花と違って数の限りがあり、今月で最後にする。
まだ、"ツバキ"、"馬酔木"、"桃"、"八重桜"、"梅花空木"等が残っているのですが、ほとんどが3~4月に集中して、夏や冬の月にアップできなくなったためで、今まで見て頂いたことに厚くお礼を申し上げます。