十一月の花
今月の花はサザンカ(山茶花)、ツバキ科の常緑小高木。
花の色は赤・白・ピンク等、一重も八重もあり、花の大きさは数cmから12cm位まであり、結構大ぶりの花が咲く。
八重の花では、オシベとメシベが花びらに変化しているので、写真三枚目の白の花には、オシベもメシベも無く有っても極わずか。
木の生長が八重の方が早いので、生垣には八重が多いと思われるが、私は一重の方が好き。
同じツバキ科の花に椿と寒ツバキがある。
椿との違いはよく言われるのが、花の散り際、椿は花びらが分れずに筒状の花の形そのままで落ちる。
サザンカは花びらが分れて、一枚一枚落ちる。
又、花の期間が、サザンカはおおむね晩秋から初冬、椿は冬の半ばから早春で少しづれている。
寒ツバキとは、花の形・散り方等ほとんど違いがないが、花の期間がサザンカより長く、年が明けた1・2月のころ良くメジロが
花の蜜を吸いにやってくる。